3/11の東日本大震災後、計画停電等で募金だけではなく今自分ができることをしたいと思っていたところ災害記録ボランティアというボランティアを見つけました。
今年のGWは会社が10連休になったこともあり、短い間でしたが災害記録ボランティアの活動に参加させて頂きました。
実際にこの公募があったのは4/13だったこともあり、実際にはGW中が最もボランティアの方々が集中して集まる時期となりました。GWのピーク時には約40人ほどの大所帯となりいろいろな意見交換やこのプロジェクトの基礎となる貴重な時期に参加できたことを非常に嬉しく感じています。
【記録ボラの活動メモ】
活動拠点:岩手県遠野市のボランティアセンター(細越地区コミュニティ消防センター)
ここは、全国から集まるボランティアのために遠野市の善意により提供されているとのこと。
また、ここでの施設を使用するにあたり、活動資金についても遠野市が提供して下さっていると担当者の方から聞き、近隣の被災された方々の援助で大変なのに、援助して頂き本当に申し訳ないと感じました。
まだまだボランティアの手は足りません。ボランティア活動もいろいろあります。また義援金だけではなく、観光等で東北にお金を落とすことも今後の復興に大切な援助となります。
活動場所:岩手県陸前高田市、気仙沼地区、大槌地区など岩手県地区
GWに集まった記録ボラの方々:関東(茨城、千葉、東京)を始め関西、北海道など
驚いたのは、参加した半分以上の方々がプロのカメラマン等と活躍されている方々が参加しており、コンパクトデジカメを持参してきた一般の方々が「自分達で大丈夫なのかしら?」と驚いていたほどでした。
今は立ち上げたばかりで他県の方々がほとんどでしたが、今後この活動は地元の方々に引き継がれていき、誰もが復興の足取りをなんらかの映像の形として見れるようなっていくと思います。
最後に、今回応援に来ていただきましたIRB,KRBの方の帰り際の挨拶が、非常に印象深かったので、勝手ながら以下に掲載させて頂きます
「テレビ等でボランティア来るな!という報道がありましたが、現地の方々に聞いてみると全くそんなことはなく、まだまだ人手は足りないので是非力を貸して欲しい。
被災された方の中には、自分の家を他の人に50人程の方々に提供している方々もおり、まだまだ支援が行きわたっていないところが沢山あります。
また、周りのコンビニ、ガソリンスタンド、スーパーなどは再開しているが、目の前の物を買うお金がなく、物はあっても何も買えない被災された方々がまだまだ沢山いらっしゃいます。
まだまだ支援は必要で、経済的な意味も含めて今後も是非とも継続して協力していきたい。一人でも多くの方々が実際に東北に来て協力の輪を広げてほしい」
現地入りした5/1では陸前高田市のガレキが市内に山のように積み上げられていましたが、5/3には山が片付いていたり、道路の修理や、広田半島の寸断されていたR38号線の迂回路が開通するなど目まぐるしい勢いで街が復興されていくのを感じた日々でした。
自分も移動に時間がかかりますが、少しでも役に立てるようできるだけ東北に足を運びたいと考えています。
参考情報
災害記録ボランティア
茨城レスキューサポートバイク
神奈川レスキューサポートバイクネットワーク
facebook:東日本大震災 災害記録ボランティア参加メンバーの集い
ちなみに、今回訪問した遠野市はホップの栽培が盛んだそうです。今回カッパ淵そばの契約農家さんは、先日工場見学したばかりのキリンビールの一番搾りに出荷されているそうです。