ボランティア活動2

3連休を利用し懲りずに記録ボランティアに参加してきました。
今回の活動は宮城県石巻市、男鹿半島付近でしたが、陸前高田市と同じようになにもなくなっていたところが沢山ありました。石巻市では地震による1m以上の地盤沈下が起きており、道路のかさ上げをするなど対策を施していましたが、日本三景の一つ奥松島に渡る途中の道路(奥松島松島公園線、野蒜海岸沿い)で住民や警察の人が防波堤の上に立っているのが見えました。
道路が防波堤よりも低い位置にありよく見えないため自分も車から降り、防波堤をよじ登ってみると、なんと海面がすぐ目の前まで広がりチャプチャプと音を立てているではありませんか。自分が到着した17日の16:00時点では満潮(17:46)時間が迫っていたのと、台風が近づいていたため冠水するのを警戒して警察が見回りにきていたようでした。
さすがにこれ以上遅くなると危険だと判断した為に松島四大観・大高森のほうへ急ぎましたが、目の前の海原をみるとさすがに怖くなりました。
男鹿半島、奥松島では、まだまだ車・船がそのままで捜索もやっていたのが印象に残りました。
ボランティアはGWのピーク時には約40人ほどの大所帯となったのですが、4~5人とかなり減りました。ようやく記録写真のほうも整備が進んだようで、以下のような感じになってきました。

【記録ボラの記録写真の公開状況】
311まるごとアーカイブス
被災地の撮影と公開 アーカイブ(サンプル)↑ サンプルなせいもありますが、だいぶポイントと画像数が限られています。

活動拠点:東北教区災害ボランティアセンター
今回は、上記宿泊場所を提供させて頂いたのですがとても綺麗でした。こちらでは物資の仕分や掃除などの活動をされていました。
仙台駅にも近く(駅までは徒歩30分位)困ることはほとんどありません。またシャワー、寝具を貸して頂き本当に助かりました。
前回より機材(カーナビ、スマートフォン)を要求されているので、今後はお寺さんのVC活動等に参加するのが現実的・または福島付近のVCを探そうかと考えています(笑)

参考情報
つぼつぼ(坪川 博彰)の部屋
防災科研さんの担当者のサイト