日曜日の教育番組で大人気の番組があるとの見出しをみつけました。
なかなかその時間にチェックすることもできないまま、2週間ほど経ちとりあえず予約してみることに。
これまたなかなか見れないまま1週間ほど経ってからようやくハーバード白熱教室なる番組をチェック。
その番組はまさに、その昔、SeattleでBusinessでの授業を思い出す内容そのものでした。
授業の進め方、先生の誘導の仕方、本当に生徒が夢中になる授業そのもの。
(日本の学校は、オープンスペース=壁のない教室なんぞ、設備ばかりに投資しているよう思えるのですが、授業の「質」そのものをあげるようにもっと力を入れるべきとつくづく思います)
話が脱線しましたが、自分がみた番組では「Affirmative Action Program」について議論がなされていました。
実はこれは2001年のビジネス授業とても印象に残った言葉であり、また初めて聞く言葉の一つでした
ある日の授業で、先生が「Affirmative Action Programとは何か?」と生徒一人一人に聞いていき、もちろん自分は「わかりません」と答えました。
(そのうちどこかで書けるといいのですが、この先生の授業は非常面白く、ある日授業に来ると鉛筆をずっと削ってみたりと、授業への誘導の仕方がとても上手でした)
先生は、クラスの数人に聞いた後「この内容について誰か説明できる人はいるか?」という問いに、いつも前列に座っている中国からの留学生の一人が答えたのをとても印象に残っています。
この後、クラス内では人種にまつわる話へと発展し、いつもはほとんど発言しない隣の美人のお姉さんまでが「自分もインディアンとして、この制度は賛成できる」と答えたり、黒人種差別問題はなくならいなど人種の話で非常にヒートアップしていたことを思い出します。
哲学の授業なんぞ、全く興味もなかったのですが、Michael Sandel 教授の考え方にも非常に興味が湧き、久しぶりに勉強してみようと思いました。
早速Amazonをチェックしなければ。
【関連情報】
ハーバード白熱教室
Harvard University – Justice with Michael Sandel
思考の部屋~ハーバード白熱教室をまとめている方