「明石海峡大橋」見学体験

少し前になりますが明石海峡大橋の見学ツアーに参加した感想を書いておきます。

明石海峡大橋ブリッジワールド
http://www.jb-honshi.co.jp/bridgeworld/tour.html

・開催及び受付について
見学日 : 2014/7/27(日) 快晴
集合場所 : 橋の科学館
午前の部 受付 9:20 ~ 9:30 ツアー 9:30 ~ 12:10

雨がふっていたらどうしようかと心配していましたが、梅雨明け「大暑」の快晴で撮影日和。
JR三ノ宮駅から舞子駅まで快速で20分ほどで着くというとても便利な環境でした。万一のために、少し早めに9:00頃に到着したところ、観光バスや他のツアーバスが並んでいてちょっと驚きました。このバスの方々はツアー参加ではなく、単なるブリッジ見学です。
橋の科学館は9:15分開館なので下見にでかけると、ヘルメットをかぶったおじさんが「ブリッジワールドの予約の方ですか」とちゃんと声をかけてくださり説明してくれたのには驚きました。
9:15になると集合場所前で待っていた参加者に「受付開始しますので2階へどうぞ」という声がけがなされ、そのまま2階へ。
対応してくれたツアー主催者の方々は全員で4名。見学者は3班(約13名)に分けられ決まった席に座り、講習会みたいな感じで事前説明会が始まりました。

まず「誓約書」に署名します。その後いろいろと説明開始。

・誓約書(やはり保険に加入するようです)

・手荷物
持参リュックサックは保管も可能。リュックサックは借りることもできます。

・無線機
移動中のガイドさんの話を聞くためのもの。
ガイドさんと離れていても話を聞くことができとてもありがたかったです。

・カメラ、ケータイ
携帯電話は、主催者が用意したネックストラップに固定します。現地でストラップがつけるのが結構大変なので、事前に取り付けておいたほうが楽です。
あとで知ったことですが、ストラップをうまく取り付けられない方は多いらしく、手芸用の細いかぎ針まで準備されていました。スマホにストラップをつけるのは撮影希望者の落下防止のためです。ストラップに取り付けることができないと、残念ながらケースにいれたたままの撮影になってしまいます。
ここで担当者から説明があり会場に笑いがおこります。
「私はケータイは使うことがないからポケットにいれたままでもいいですか?という方がおられますが、上についたら絶対写メしたくなりますので必ずストラップはつけていくか、ここにおいていくかにしてください」

説明終了後、1Fで「建設技術の説明」や模型をみせてもらいつつ、トイレ休憩時間を設けるという無駄のない配慮は素晴らしかったです。その後、明石海峡大橋へ説明を受けながら出発するわけですが、説明する方もバスガイドのように話が上手で、歩きながら息がとぎれることもなく丁寧に説明されていたのには驚きました。一生懸命だったこともあり汗だくでした。
大橋の上に移動するには、遊歩道や車が通っている「橋」ではなく幅広管理通路を経由します。足元は海が見えるため下をみていると足がすくみます。
管理用通路を歩きエレベータ入口まで移動(この間約1Km)。エレベータは98階までですが、中間地点で一度停車します。これは角度が変わるため、一度エレベータを停止する必要があるとのことです。塔頂してみると期待していた通りの絶景で感激しました。ここで班ごとにわかれて記念撮影が行われます。季節は夏だったためとても暑かったです。ツアーに行くには、もう少し涼しいほうが楽でしょう。

その後、戻る際には建設経緯の話や貢献してくれた人達のお話、観光案内等をしてくれるなどさすがでした。到着後は、事前説明の通り待合室の席の上には、塔頂で撮影した写真(一眼レフからの無線送信です)と認定証が用意されていました。その他資料のパンフレットがありこれだけでも十分だったのですが、事前説明の際に「お土産は楽しみにしてて下さい」との説明でしたが、「DVD(ツアー前に見た内容)」か「ケーブルの断片(10cm)」が選べました。いずれも橋の科学館の1F売店で販売しているそうですが、夫婦で来られてた方などは両方もらっていくなどいろいろ工夫できておりとてもよかったです。
久しぶりの見学でしたが、無駄のない手際とツアー厚生、やはり関西の方のせいでしょうか、無駄のない説明のなかにもちゃんと笑いが取り入れられており説明はとても上手でした。

さすがに少し熱中症気味で、帰ってきてからは横になってしまいましたが、ツアー内容としては、非常に満足できるものでぜひおすすめです。